チカラを抜いてアタマは柔らかく

今週は6月議会のピーク。

火曜日・水曜日に一般質問、木曜日に総務文教委員会、金曜日に産業厚生委員会があった。

来週の6月21日(水)が議会最終日で、今議会は賛否が分かれる議案もなく、今のところ「平穏」に終わりそうではある。


今議会の一般質問で注目したのが、佐野統康議員の「市内小中学校の冷房の設置状況」についての質問と執行部の答弁だ。

小中学校の冷房については、昨年の9月議会で佐野統康議員、共産党の高橋議員、それに私の3議員が取り上げたテーマだ。

http://ohtsubo.blog.fc2.com/blog-date-201609-2.html

見附市内には小学校が8校、中学校が4校、特別支援学校の計13校があり、小中学校の普通教室には冷房設備はない。特別支援学校は冷房が設置されている。


各学校にアンケートを採り、対応を検討するという答弁だったが、アンケートは昨年11月に実施されたそうだ。

アンケートによると小学校からは音楽室、図書室などの特別教室の冷房の設置と校舎の改修、中学校からは特別教室と3階の教室への冷房設置の要望があったとのこと。

市の意向を「斟酌(しんしゃく)」されたかどうかは分からないが、ずいぶん控えめな要望だという印象を受けた。

平成30年度に中学校の3階の普通教室(12室)と小中学校の特別教室に冷房を設置し、暑さ対策としては従来の扇風機、遮光カーテン、植物によるグリーンカーテンで対応するとのことだった。

普通教室で冷房が設置されるのは中学校の3階だけで、中学校の1階、2階の普通教室、小学校の普通教室には設備や光熱費などの維持費もかかるため冷房は設置しないという答弁だった。

また、市長によれば、各学校の実情や自治体の財政も勘案すべきであり、文科省が小中学校の冷房設置率を公表することには問題があり、その旨を文科省に申し入れたとのこと。


昔は教室に冷房なんてなくて、みんながプラスチックの下敷きでパタパタ仰ぐのが常であり、トイレといえば汲み取りだった。

もちろん家庭に冷房などはなく、扇風機やウチワ、蚊取り線香が当たり前の時代に育った。

映画、『ALWAYS 三丁目の夕日』の時代といった方が若い方には分かりやすいかな。

今の時代、自宅に冷房があるかないかなど、聞くだけ野暮な話かもしれない。

前々回の拙ブログで、行政視察で訪れた佐賀県神埼市に関して、「小中学校の冷房設備は平成26年度にはすべて完備しており、近年の温暖化、高温化の中で見附市でも子どもたちの教育環境の改善が求められる」と書いた。

しかしながら、冷房の効いた普通教室で子供たちが勉強することは、見附市では叶わない夢らしい。

私の娘も息子も今は社会人だが、見附市の冷房のない教室で学んだ世代だ。

教室に冷房があるから勉強する、冷房がないから勉強がはかどらない、などと一概に言うつもりはないが、見附市では暑さに負けない心身ともに強い子を育てる、それが「子育てするなら見附」の流儀なのかな。

もしそういうことであるならば、「財政上の理由」などと言わない方が分かりやすい。

イングリッシュガーデンに1億円の予算で、トイレのデザインで高名な東京のデザイン事務所にお願いして立派なカフェを建設し、20億円の予算でウエルネスタウンを絶賛造成中であれば、なおさらのこと。

昨年の9月議会に引き続き、今議会の一般質問で取り上げた佐野統康議員の姿勢には拍手を送りたいが、答弁に対してあっさり引き下がらずに「数字、ファクト、ロジック」に基づき、もっと粘って市長&執行部に食い下がってもよかったのでは。

それから、最後に一つだけ失礼を承知の上で申し上げたいことがあります。

共産党議員団の皆様、もっと「らしさ」を発揮して頂きたい。


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今週の木曜日、午後から見附中学校で毎年恒例の創立記念日の講演会が開催され、同窓会長として毎回お話ししている挨拶をした。

講師は見附市で法律事務所を開いている弁護士の山口祐子さん。

「夢の実現に向かって」という題で、質疑を含めて約1時間の講演をして頂いた。

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弁護士の仕事とは、弁護士になるには、なぜ弁護士になろうと思ったのか、その上で、夢の実現のために今からできることとして、いくつかの具体的なアドバイスをされた。

諦めそうになった時に思い出したい言葉、身の程知らずと落ち込んだ時や厳しい現実に直面し、うまくいかない時にはどう考えればいいのか、など、なるほど、確かにそうだよなあと頷かされた。

最後に、スマホを使うことの危険性や注意すべきことをお話になり、「ここにいる全員が夢を実現できますように願っています」と生徒にエールを送って頂いた。

学校の勉強についても、教科書は早めに1回読んで繰り返す方が頭に入るというアドバイスは、昨年、行政視察で訪れた横浜市の「英語5ラウンド制」と共通する部分が多い。

山口さんのように、早いうちに弁護士という目標を決めて自分で勉学に取り組む学生ばかりではない。

やはり、学校や家庭での教育環境が大切であり、そこを少しでも改善していかないと地域や所得による教育格差は開くばかりではないか。



ところで、最近、自転車に乗る機会は少ないのだが、自転車用の空気入れとエアゲージ(空気圧を測る器具)が車のタイヤにもしっかり使えることが分かった。

下手な車用よりも精度がよく使い勝手がいい。

ご存じの方からしてみると何を今更の話だが、思い込みというか固定観念というか、もっとチカラを抜いてアタマは柔らかくしないといけませんね…

我が家きっての人気者、ジンのように。。。

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くるり-Remember me




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明日から6月議会

明日の9日(金)から6月議会が始まります。

日程はこちらをご覧下さい。

http://www.city.mitsuke.niigata.jp/item/9163.htm#ContentPane


6月議会では一般質問を行いません。

自分にはどんな質問が飛んでくるんだろうと期待されていた新しい市の執行部も含めて、もし楽しみにしておられた方がいらっしゃったらごめんなさい。

謹んでお詫びいたします。

今回は8名の議員が6月13日(火)、6月14日(水)の二日間にわたり一般質問を行います。

見附市議会の一般質問で8人という人数は、私の記憶では一番少ないかもしれません。

一般質問では議員の事前の準備、調査の量や質、質問のテーマに対する議員の思いの深さや姿勢が質問の端々に表れます。

しっかり勉強されてきたのか、「やっつけ仕事」なのか、それとも「やっつけ仕事」すらしないのか、実際に議場においでになることは難しくとも、インターネットで録画を見ることができます。

この議員はどんな視点、切り口で施策を捉えているのか、的は外れていないか、市民目線になっているのか、単に自分の意見を一方的に話しているだけなのか、それとも執行部の答弁をきちんと引き出しているのか、市長や執行部から嫌われることを恐れない勇気?があるのか、などなど、良くも悪くも興味を持っていただけたらと思います。

その上で、発言する議員や全く発言しない議員に対して、厳しいご意見、ご批判、時には励ましの声をかけて頂くことが励みになります。

などと偉そうに申す私は、あれもこれもと論点が絞りきれず、結果として時間不足というのがいつものパターンですが…



さて、週一でブログ更新のつもりが、なんのことはない延び延びに。


ある統計によれば、2007年以降に日本で生まれた子どもの半分は、107年以上生きることが予想されるそうだ。

そうですか、107年、107歳ですか…


古今東西、人はなんのために生きるのか、今をどう生きるのか、これからどう生きるべきかは、宗教や哲学、文学、芸術、医科学などの大きなテーゼとなってきた。

さすがに100歳まで生きられるとは思っていないが、こればかりは誰にも分からない。

親が早く亡くなったから自分も早死にとは限らないし、その逆も同様だ。

今は疎遠だが、以前、親しくお付き合いを頂いた方が、大きな病気をされたと風の便りに聞いた。

5年後、10年後、20年後、30年後、50年後、100年後、どんな世界が訪れ、私たちの住む町は、私たちの子どもや孫はどうなっているんだろう。

「千の風」になる前に、今の若者や子供たち、将来生まれてくる子供たちが今より少しでも住みよい社会を作ること、抽象的だがそれが今を生きるものとしての責任であり、誰も異論はないはずだ。

でも、国内や海外のニュースを見る限りでは、人工知能が進化し社会が大きく変わっても、人間というか人類はそんなに変わらないんだろう。


変わらない人々を、そして自分自身を嘆いてみても始まらないが、仕組や制度をどう変えていけばいいんだろう。

もちろん、変えてはいけないものもあるし、国やどこかの誰かさんが、そのうちなんとかしてくれるなどと思わない方が賢明だ。


さてさて、忙中閑有り、苦中楽有り、死中活有り、壷中天有り、意中人有り、腹中書有り、だ。

日々の出来事に追われても、たまには基本に立ち返ればいい。

安岡師の言葉を久しぶりに胸に刻みたい。


6月議会を前にとりとめもないことを書いていたら、レイ・チャールズのこの名曲が聴きたくなった。

いつ聴いても、何度聞いても、いいものはいい。多分この曲、これからも拙ブログに登場すると思います。


Ray Charles- Let it be




総務文教委員会、熊本、佐賀への巻

今月に入り2回目のブログ更新。


まずは先週の行政視察の報告から。


先週の5月16日(火)~18日(木)の3日間、総務文教委員会の視察で九州の熊本県山鹿市、玉名市、佐賀県の神埼市を訪問した。

3市とも新潟県の皆様にとってあまり馴染みのない町だと思うが、それぞれの町に歴史や文化、産業が受け継がれていた。

おそらくこれから先、二度と訪れる機会はないだろうという「一期一会」の気持ちで訪問した。

尚、今回の行政視察では亀田議員が欠席された。



1日目

見附市役所を朝7時5分に出発、新潟空港から福岡空港へ。

余談だが、全日空を利用すると必ず葉加瀬太郎の「Another Sky」がBGMで流れている。

福岡空港からは貸切バスで移動。

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山鹿市は人口5万3千人、温泉、文化遺産、伝統工芸・芸能、農林生産物などが特徴の町だ。

視察の目的は、「肝いりどん(結婚支援)事業」について。

山鹿市役所で、担当課の皆様から事業の概要を伺う。

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研修資料によると、

事業は平成23年6月から開始。

事業の目的

結婚を望む方々の縁結びや活動の推進を図り、地域で若者を支援する機運を醸成するとともに、定住促進や地域活性化、少子化対策に結びつけていくことを目的とする。

「肝いりどん」とは、出会いを取り持つお世話役の結婚サポーターのことで、現在17名が活動中で、平均年齢65歳とのことだが、写真を拝見すると皆様たいへん若々しい。

独身男女の結婚を総合的にサポートし、定期的な情報発信や相談に応じるなどが仕事だ。また、毎年、婚活セミナー・イベントを実施している。

事業の効果はどうか?

成婚につながったのは平成23年から合計14組、そのうち平成27年が6組、平成28年が4組と、近年非常に成果が上がっているそうだ。今年度も現時点で4組の成婚見込みがあるそうだ。

事業の課題としては次の通り。

1 せっかく登録した男女の中には、積極的でない方や自分の良さをアピールできない方も多い。

2 肝いりどんはほぼボランティアだが、負担も大きく活動状況に個人差が出ていること。

3 行政主体の結婚支援のため、公共性・公益性を求められることへの限界や制約があるため、民間活力を活かす研究が必要である。


見附市でもマリッジサポーターという支援制度があり2名の方が登録している。また、「しあわせみつけパーティ」も実施しているが成婚となるとまだまだ少ないのが現状のようだ。


民間の婚活サービスと違い、行政が支援することの安心感などを見附市でももっと活かすためには、支援する方をもっと増員し、手厚いサポートで総合的にバックアップする必要があるのではないか。

肝いりどんをお願いする方は公募はせずに、年間20人の枠の中で肝いりどんの指名や地域で推薦された方々が選ばれ、信頼の置ける方が選任されている。

また、山鹿市には結婚式場がなく、隣接する熊本市や玉名市で式を挙げられるそうで、その意味では結婚式の経済効果の恩恵がないのはちょっと残念なところだ。


視察の後、市役所の近くにある芝居小屋「八千代座」を見学した。国指定重要文化財で明治43年に建造されたもので、坂東玉三郎の公演が毎年開催されるそうだが、市民のカラオケ大会でも利用されるとか。

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そういえば昔、見附市にも新町の諏訪神社の近くに「かいせい座」という芝居小屋があった。「開成座」だったかどうか、正確な漢字が思い出せないが、子どもの頃に闘犬を見た記憶がある。



2日目

宿泊が熊本市だったため、次の視察の前に熊本城を見学した。

昨年の熊本地震の爪痕は凄まじく、修復工事のため見学者が通行できない区間も多かった。

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修復の完了までどれくらいの時間と費用がかかるのだろうか。一日も早い復旧をお祈りしたい。


玉名市は人口6万7千人、農業、水産業が盛んで、市内にある小天温泉は夏目漱石の「草枕」の舞台とか。

市内を流れる菊池川流域4市町村(玉名市、山鹿市、菊池市、和泉町)が「米作り、二千年にわたる大地の記録」として日本遺産に認定されたそうだ。

ちなみに、2019年のNHK大河ドラマは「いだてん」、玉名市出身の金栗四三(かなくり しそう)氏が主人公で、オリンピックに初参加した男として中村勘九郎が演じる。

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視察の目的は「玉名市文化振興基本計画」について。


玉名市文化振興基本計画は、「文化財保存整備計画」と「文化振興計画」が2つの柱がある。

担当課長から非常に詳細なご説明を頂いた。

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見附市の耳取遺跡を今後どのように保存し、観光も含めた文化振興にどう活かしていくのか。

見附市からは担当課長補佐のH氏も視察に合流し、今後の市の施策に有効に取り入れて頂きたいものだ。

玉名市は見附市とは比較にならないほど多くの文化財があるため、ご苦労も多いようだ。

課題としては、計画を活かしきれていないところもあり、担い手の高齢化と後継者の不足、情報発信の不足などをあげられていた。

昨年の震災でも損害が発生したが、日頃から都道府県とのネットワークや人材育成が必要だということだった。

興味深かったのは、市民アンケートの中で、文化財に興味があるという市民が少なかったこと。

玉名市内、至る所に国や県の文化財がある環境でも、案外市民は関心が薄いものなのかな。

担当課長によると、行政と市民の協働による体制を構築するための行政内部の人材不足も一因であるとのこと。


戦国時代や明治維新あたりだと私も含めて関心が高い人が多いが、縄文、弥生といった古代の文化については、日本の歴史に興味がある市民の中でも関心が分かれる部分かもしれない。

見附市も遺跡、史跡の利活用には知恵の絞りどころだが、無理して予算をつぎ込むよりも、古代の先人に失礼のないように次の世代に繋げていくような施策が必要ではないか。



3日目

神埼市は人口3万1千人、農業に従事する市民の割合が少なく、今回は見学できなかったが市内に吉野ヶ里遺跡がある。

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視察の目的は「小学生の放課後事業について」


担当課から「放課後児童クラブ」と『放課後子ども教室」のお話を伺った。

放課後児童クラブは、平日は放課後から午後6時まで市内8小学校内で実施、土曜日、長期休業期間は午前7時から午後6時まで市内3カ所で実施、対象は小学校1年生から6年生まで。

放課後子ども教室は隔週水曜日、市内全小学校で地域の指導者を迎え様々な体験活動等を実施、週末や長期休業中は地域の公民館等が活用され幼児から中学生まで参加できる。

地域の居場所作りが地域の高齢者の居場所作りとなり、講師の生きがいの場にもなっている。

講師や安全管理員、コーディネーター補助員にも費用弁償が行われている。

神埼市内には3中学校、7小学校があるが、見附市は4中学校、8小学校であり、規模感は同じくらいだ。

子どもの居場所事業は、平成18年の合併以前の平成15年から神埼町で実施しており、子育てに関しての取組は早い。

小中学校の冷房設備は平成26年度にはすべて完備しており、近年の温暖化、高温化の中で見附市でも子どもたちの教育環境の改善が求められる。


視察終了後、神崎町の名物のソーメン懐石を頂き、急いで福岡空港へ向かう。

行きはANA、帰りの便はFDA(フジドリームエアラインズ)だった。

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航空業界についてまったく詳しくないのだが、フジドリームエアラインズはいわゆるLCC(格安航空券)ではなく、静岡市に本社があり「リージョナルエアライン」と呼ばれるそうだ。

北陸自動車道からの車窓

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3日間の視察を終え、見附市役所の駐車場に着いたのが午後5時半、まだまだ日が高い。

日が長くなったと感じる今日この頃だ。


山鹿市、玉名市、神埼市の担当の皆様、たいへんお世話になりました。頓珍漢な質問もしましたが、丁寧にお答え下さりありがとうございました。

最後に、議会事務局のMさん、3年連続の行政視察でご一緒させて頂きました。わざわざ事前に下見をされたのではないかと思うほど、きっちりとコンダクトして頂き、ありがとうございました。


それから、行政視察は「旅行」ではなく、「視察」、すなわち「仕事」です。

団体旅行や気の合うグループの旅行ではなく、あくまでも議員としての見聞を広め、資質を高め、これからの施策に活かすことが本旨であります。

「バカどもが市民の税金を無駄遣いしてる」などのご批判を受けないように、きちんと活かしていきたいと思います。


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さて、昨日の月曜日、午前10時から市議会の臨時会が開かれた。

今回の臨時会は、学校給食センターの入札による工事請負契約の承認がメインだが、最後に議員倫理基準に違反する行為の存否の確認についてが議題に上がった。

見附市議会議員倫理審査会から5月16日付けで議長に対して審査結果が報告された。

審査会は4月19日、4月24日の2回行われ、審査結果については「今回の事例について、本審査会としては、見附市議会議員政治倫理条例第4条第6号及び地方自治法第92条の2の規定に抵触せず、議員倫理基準違反はないとの結論に至りました」となっている。

私たち見政会は「議員倫理基準に違反する行為の存否」つまり、違反があったかなかったか以前に、審査会の進め方に問題があるとして、審査会の結果についての判断を留保し、議会を退席し採決を棄権した。

審査結果については、私たちが退席後、賛成多数で可決された。

本件の経緯をご存じない方も多いと思うので、今度あらためて詳細をご報告したいが、ご参考までに昨日の渋谷代表の討論を掲載する。

かなり長いので、興味のある方だけご覧下さい。




平成29年5月22日 見附市議会 臨時会 
見政会 渋谷代表による討論


この度の議会議第1号に関しまして、見附市議会議員政治倫理条例の第9条では、「議会は、審査会の報告を受けたときは、議員倫理基準に違反する行為の存否を確認しなければならない」としておりますが、私は請求議員として、採決を取るにはまだ審査不十分であると判断致します。

5月16日付けで見附市議会議員倫理審査会の亀田委員長から小泉議長に対して審査結果の報告が行われました。審査報告書によれば、2回の審査会を経て、議員倫理基準違反はないとの結論が出されました。

審査会の結論が尊重されるべきであることは当然ですが、今般の審査会の進め方について、果たして十分な審議が尽くされた上での結論だったのでしょうか。

政治倫理条例第6条の5によれば、「審査会は、対象議員、請求議員その他関係者に対し事情聴取及び資料の提供を要求し、その他審査に必要な調査を行うことができる」としております。

4月24日に開かれた第2回の審査会において、松本英昭氏の逐条地方自治法 第7次改訂版のコピーが資料として配られました。この書籍は、平成24年の地方自治法の改正及び関係法令の改正などを解説したもので、平成25年に出版された専門書です。一体、どういう経緯で、どなたがこの資料を用意されたのかは分かりませんが、事前に資料を詳しく読み込んでいた議員もおられたようです。審査会に資料を持ち込むのであれば、事前に審査会の委員全員にお配りすることが公明正大な審査会の進め方だったのではないでしょうか。

また、当日配られた資料によれば、下請けは請負には含まないと書かれており、このことから今回の事例は問題がないとの発言もありました。審査委員は法曹関係者ではなく、どれほど専門的な知見をお持ちなのか分かりませんが、政治倫理条例には「審査会は専門的知識を有する者に参考人として出席を求め、意見を聴くことができる」と規定されており、見附ニット工業協同組合の下請けにあたるのかどうか、契約内容の確認も含めて客観的な検証が必要だったのではないでしょうか。

さらに、対象議員に対しての事情聴取も反対多数で否決されました。

これは一体どういうことなのか。

前述の政治倫理条例の第6条の5には、「審査会は、対象議員、請求議員その他関係者に対し事情聴取及び資料の提供を要求し、その他審査に必要な調査を行うことができる」とあり、また第6条の8では、「審査会は、対象議員に弁明の機会を与えるものとする」と書かれております。

対象議員は新潟日報社の取材に対して「地場産業を盛り上げるため市とニット組合が協力し、もうけ度外視でやっており、まったく問題ない」とお答えになったという記事が掲載されました。この記事に対して違和感を感じたとの市民の声もお聞きしました。

この度の審査会の論点は、「元請けか下請けか」などと法律論を論じることではなく、ましてや「おくるみ事業の受注にもうけがあるのかないのか」などではありません。

ご自身が社長をされている企業において売上げに占める割合が少ないとはいえ、市の目玉事業である「おくるみ」を今後も継続して受注することに関するお考えや倫理観を、新聞の取材にお答えになったように、議会と市民に対して審査会の場において真摯な姿勢できちんと説明されるべきでありました。

しかしながら、対象議員のお話もお聞きせず、また、弁明の機会も用意することなく、審査会は実質的にはわずか1回の審査で幕を閉じました。

私たちは3月17日に政治倫理条例に基づく審査の請求の中で政治倫理条例の前文を引用致しました。本日もあらためてご紹介します。

「見附市議会が目指す市民参加による開かれた議会づくりは、議員と市民とのゆるぎない相互の信頼関係があって初めて成り立つものである。そのためには、議員は選挙により選ばれた公職者としての高い倫理観と深い見識により、議員倫理基準に基づいた行動と説明責任を果たしてゆくことが必要である。ここに議員と市民との信頼関係を築く基盤として、この条例を制定する」

議員各位もご承知のとおり、政治倫理条例は、大きな不祥事を受けて、渡辺みどり元議員や木原議員を中心に、多くの議論を積み重ねて、平成26年9月24日に制定されました。大学で法律を学ばれ、政治倫理条例に強い思い入れがあるはずの木原議員が審査会の委員に選ばれなかったことも理解に苦しむところです。

この度の審査会が、政治倫理条例の理念に基づき、議員倫理基準に違反する行為の存否をきちんと確認し、市民の皆様にしっかりと説明責任を果たすために十分な審査が尽くされたと言えるでしょうか。残念ながら審査会の進め方は、あまりにも拙速であったと言わざるを得ません。

したがいまして、私たちは本議会での判断を留保させて頂きます。

以上です。



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それにしても、これだけまとめて書くとなかなか疲れます。

葉加瀬太郎の曲は車の中でもよく聞きますが、この人、ライブのトークが最高ですね。


Another Sky  葉加瀬太郎



ご無沙汰しております

3月23日以来、約1ヶ月半ぶりのブログ更新で、たいへんご無沙汰しております。

GWも終わりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


昨年も4月はまるまる更新しなかったので2年連続となります。

3月の「反動」が出るんでしょうか…(笑)

先日も、友人からブログ更新が滞っているとのご指摘、ご心配を頂きましたが、いたって元気です。


4月は議会関係では「議員倫理審査会」、「政務活動費の運用基準」のことなど書くべきこともありましたが、個人的な所用が重なりブログ更新まで手が回らなかったという感じでしょうか。


今年のGWも「大型連休」などには縁がなく、いつものように会社で仕事。

まあ、朝から晩まで仕事をしているわけでもなく、そのあたりは臨機応変にやってはおりますが。

自転車ネタも書きたいところですが、せいぜい自宅と会社をマウンテンバイクで通勤する程度。

本もガッツリ読みたかったものの、他のことに時間を取られて計画倒れ。

新聞は読みますがテレビは朝飯、夕飯時にニュースを見る程度で、世情にもとんと疎くなっている今日この頃。


ぼちぼち通常モード、常在戦場モード?に復帰する予定ですので、また週一ペースで更新したいと思います。

来週の5月16日(火)~18日(木)は総務文教委員会の行政視察の予定です。


Against The Wind:Bob Seger



自分の頭で考えよう

本日、3月議会が幕を閉じた。

平成29年度一般会計予算をはじめ、すべての議案が可決された。

企業設置奨励条例は毎年共産党議員団が反対しているが、今回も高橋議員が反対されたが賛成多数で可決された。

尚、共産党議員団の小川議員は検査入院のため本日も欠席された。

一般会計予算の討論は先週の予算特別委員会と同じく、最初に共産党議員団の高橋議員が反対、次に佐野統康議員が賛成、最後に渋谷議員が反対討論を行い、賛成多数で可決した。

採決の結果は次の通り。


賛成 10名

    清和クラブ(五十嵐議員、佐々木議員、木原議員、池山議員、渡辺議員)

    みつけ創政(久住議員、重信議員、佐野勇議員、佐野統康議員)

    新成市民クラブ(亀田議員)


反対  5名
 
    高橋議員(共産党議員団)

    見政会(渋谷議員、関議員、押野見議員、私)


欠席  1名
    小川議員



今議会で補正予算は通ったものの、今後の進め方を注視すべき事業もあり、あらためて取り上げたい。



それから、今議会を最後に退職、退任される執行部の皆さんが7名いらっしゃいます。

議員としての立場上、敢えて厳しいこと、生意気なことを申し上げたことも多々ありました。

長い間、職務を尽くされたことにお礼を申し上げます。

新しいステージでのご活躍をお祈りします。

ありがとうございました。



ところで、先週の土曜日、大切な要件があり日帰りで仙台に行ってきた。

上越新幹線で大宮まで行き東北新幹線に乗り換えたが、東北新幹線に乗ったのはおそらく初めてだ。

仙台駅も初めてなら、仙台の地下鉄に乗るのも初めて。

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昼食をご馳走になりとんぼ返りの一日だった。

拙ブログをご覧になってはいらっしゃらないと思いますが、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願い致します。



余談だが、仙台といえば2001年9月11日を思い出す。

青森県の八戸での仕事関係の視察を終えて、他のメンバーは台風が接近していることもあり仙台に泊まった。

私は仙台には泊まらずに、ひたすら高速道路約600キロを一人で運転して帰ったのだが、アメリカの旅客機がビルに衝突したというニュースを聞いた。

自宅に帰りニュースステーションを見ると、世界中が震撼した映像が流れていた。

あれから15年半ほど経つが、中東やアフリカをはじめ国際情勢はさらに混迷度が深まっているように思える。



人工知能(AI)が人類の知能を超える転換点をシンギュラリティといい、2045年だと想定されているそうだ。

どんな時代や世界が到来するのか分からないが、私たちの子や孫、さらに次の世代が暮らしやすい社会になっているのだろうか。

いずれにせよ、無責任なツケは残さないようにするのが私たち世代の責任だ。

そのためには、どうすればいいのか、どうしない方がいいのか?

お国やもっともらしい肩書きの誰かさんに判断や価値基準を依存するのではなく、自分自身の頭でよく考えなければならない。



中納良恵『濡れない雨』





本日は 曇り時々雨にして 波たかし

昨日、今日と予算特別委員会で平成29年度一般会計予算の審議があった。

本日、私たち見政会は審議の後の討論で渋谷議員が会派代表として反対討論を行った。

討論は最初に共産党議員団の高橋議員が反対、次に佐野統康議員が賛成、最後に渋谷議員が反対討論をしたが、採決の結果は賛成多数で可決された。


賛成 8名

    清和クラブ(五十嵐議員、木原議員、池山議員、渡辺議員)

    みつけ創政(久住議員、佐野勇議員、佐野統康議員)

    新成市民クラブ(亀田議員)


反対  5名
 
    高橋議員(共産党議員団)

    見政会(渋谷議員、関議員、押野見議員、私)


欠席  2名

    佐々木議員、小川議員


重信議員(予算特別委員長)と小泉議員(議長)は、採決には加わっていない。



今までの経緯を補足する。

昨年の6月議会の補正予算では、市有地にコミュニティバスの車庫と営業所を建設することには賛成だが、市が6600万円で建設するにもかかわらず、柏崎市に本社がある優良なバス事業者から適正な賃料を頂かずに無償で提供することに対して反対したことは拙ブログでも詳細に書かせて頂いた。



本日、私たちが新年度の一般会計予算に反対した論旨は次の通り。


昨日の予算特別委員会では、新年度の予算で市が無償でコミュニティバスの車庫、営業所に消雪施設を1900万円で設置し、さらにバス事業者の運行管理者の人件費(年間700万円)や月々の水道光熱費(年間100万円)など、かかる経費の一切合切を、毎年、市で負担するというのが当局の答弁だった。

担当課長によれば、実質的に見附市がすべての経費を負担する事業であり、見附市の「企業会計」で行ってもいいくらいの事業であるとの認識を示された。

これからの地域の公共交通を進める上で、本来であれば民間企業が培った経験やノウハウを自治体の事業に活かし、公共と民間がしっかりと連携した上で、たゆまぬ企業努力や行政の適宜適切なバックアップと同時に適正なリスクの分担が必要だが、まるで「市営バス」のような丸抱えの運営形態は民間企業と自治体の適切な関係とはいえない。

コミュニティバスの増便に伴い利用者数は緩やかに伸びているが、運行にかかる経費は加速度的に増えており、現在のコミュニティバスの収支の推移をみると、見附市の費用負担も今後、急速に大きくなっていくことが見込まれる。

現在、6台で運行しているコミュニティバスが従来の計画では平成30年度に10台になるが、国からの補助金が減らされた時に大きな費用を負担するのはコミュニティバスを利用する市民だけではなく、コミュニティバスが運行しない地域にお住まいの市民、さらに、そもそもコミュニティバスを利用されない市民、つまり、見附市にお住まいの市民一人一人が大きく膨らんでいく費用を負担することになる。

国の厳しい財政にもかかわらず全国の自治体の中で、見附市だけは将来にわたり特別に「交付税措置」で優遇される保証があるとお考えのようだ。

人口が減り高齢化が進み、多くの局面で縮退、縮減する時代にもかかわらず国からの補助金だのみであり、市民の利便性のためだとして20分に1本間隔の運行で便数を増やすべく、ひたすら事業を拡大し大きな”風呂敷”を広げ続けることは、市民の将来の安心につながらない。

民間企業と自治体の健全なあり方や関係性をいま一度、立ち止まって考える必要がある。

スリムで筋肉質な体質にしないと、とてもじゃないがスマートウエルネスのまちとは言えない。


以上が、私たちが一般会計予算に反対した理由だ。



見附市議会の現状では、3月22日の議会最終日に一般会計予算が賛成多数で議決される見通しだ。

せっかくなら、議会最終日に私たちの反対討論に対する「具体的な反論」をしっかり賛成討論で述べてほしい。

なんなら、担当課である企画調整課のお知恵を拝借してもらってもいい。

私たちの対応に対する評価、すなわち「建設的な反対」なのか、それとも「反対のための反対」なのかどうかは、市民の皆様が判断されるだろう。

「議会は数」であり「力不足」とのご指摘は、残念ながらその通りだ。

願わくば、私たちの指摘が大きく的を外れ、健全経営で持続可能な公共交通が実現し、市民の皆様に大きなツケが回らないことを祈るばかりだ。



ところで、今日は4年前に13歳11ヶ月で亡くなったマロンの命日だ。

手のひらにのるほど小さかった子犬の頃や、元気で家の中を走り回っていたシーンが目に浮かぶ。

晩年は脳に腫瘍ができ、激しい痙攣に苦しんだが、かけがえのない家族だった。

こんな日は、明日の特別会計、企業会計の予算書に早めに目を通し、ウイスキー片手にトムのオヤジの出番かもだ。


Jersey Girl - Tom Waits




ゴロワーズ、吸ったことあります

本日、一般質問が終わった。

本来の順番では2番目だったが、最初に一般質問をする予定の共産党の小川議員が体調不良で休まれたので、私がトップバッターだった。

詳細は後日あらためて書きたいが、毎度おなじみの時間不足。


「市民所得と満足度向上の施策 」というテーマが大きすぎたせいか、具体的な論点がぼやけてしまったきらいがあったかも。

時間配分や論点の絞り込み等、何度やっても難しい.。

PDCAをしっかり回しているのかと問われると、誠に心許ない。

来週は予算の審議があり、予算書に付箋がベタベタと山ほど貼られることになる。



ところで、見附市議会の申し合わせでは、議員は年に1回は一般質問をすることになっている。

中には、1回もされない”重鎮”議員もおられるが、お手軽に”とりあえず”質問すればいいってわけでもない。

実際、まちの様々な課題に目を向けて情報を集め、あるいは市民の切実な声に耳を傾け、自分なりの課題の分析や対応などの質問を準備するのはかなりの労力だ。

きちんとした問題意識や危機感を持って準備をされた議員の的を得た質問や”媚び”のない姿勢は、執行部とのやり取りを議場で聞いていても気持ちや意図が伝わってくる。

そんな議員には会派を超えて拍手を送りたい。

逆に、労力を惜しんだり経験にあぐらをかくようになったり、気力や体力が続かないようになったら、当選回数や年齢に関わらず新しい顔ぶれにバトンタッチ、メンバーチェンジをしてもらう方がいい。

”引き際”は男の(女も)美学であり、その方が市民にとっても本人にとっても「吉」だ。

でも、まあ、なんだかんだいっても国も地方も「政治は数」であることには間違いないが、余計なことはしないで多数派にいることが「手段」ではなく「目的」みたいな議会や議員なんて必要ないじゃん、優れたリーダーが一人いればいいじゃん、というのが実は一番危険なことでもある。



さて、前回の「我が良き友よ」がデッドリンクになったので、かまやつさんの隠れた名曲のご紹介。この曲に感化されて、その昔、ゴロワーズという滅茶苦茶キツいタバコを吸ってはみたが…ゲホゲホ…うわ、なんじゃこりゃ…

かつてはチェーンスモーカーで「ケツからヤニが出る(失礼)」と言われたものだが、禁煙してから25年以上経過する。

我ながら、よくスパッと止められたものだと思う。

何事においても、やるときはスパッとやるのが秘訣かもしれませんね。



ゴロワーズを吸ったことがあるかい かまやつひろし




3月議会、下駄を鳴らして始まり始まりの巻

昨日、見附中学校の卒業式、正確にいうと卒業証書授与式に出席してきた。

例年、寒暖の差が大きい季節であり、今回も寒かった。


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今年で第70回の卒業式だが、昨日の卒業生の最後の生徒が18612番。

単純に18,612人を70年で割ると一年平均で266人だが、今年の卒業生は93名。

最後の合唱では、例年のことだが涙を拭きながら歌う生徒が男女ともに目立った。

彼ら、彼女らの若い世代がこれからどんな生き方をして、どんな国や地域、そして時代を作っていくのか、卒業生一人一人の歩みが楽しみでもある。

校長先生は今月末で退職ということで、万感胸に迫るものがおありだったようだ。同窓会では大変お世話になりました。ありがとうございました。



さて、明後日、3月6日(月)から3月議会が始まる。

3月6日から3月22日までの17日間で、定例会の会期日程かこちらから。

新年度の予算審議があるので日程が詰まっている。


http://www.city.mitsuke.niigata.jp/secure/6272/2903nittei.pdf


市長提出議件

http://www.city.mitsuke.niigata.jp/secure/6272/giken2903.pdf



一般質問は3月9日(木)、10日(金)の二日間で、それぞれ5名、計10名の議員が行う予定。私は二日目の10日の2番目で登壇する。

http://www.city.mitsuke.niigata.jp/item/18320.htm#ContentPane


今回、一般質問で取り上げるのは、「市民所得と満足度向上の施策について 」

以下は、私の一般質問通告書からの抜粋だが、

市長の給与は7900円アップして80万3700円(現行79万5800円)、副市長は6000円アップして61万3500円(現行60万7500円)となり、賞与、退職金への積み立てを含めると年間で市長が約16万円のアップ、副市長が約11万円のアップとなる。

一方で、総務省の統計によれば見附市の課税対象の市民所得をみると、平成27年で年間248万6千円であり、新潟県30市町村の中で14位、県内20市の中で11位、全国1741の市区町村の中では1318位に留まっているものの、昨年の市民アンケートでは「住みよい」、「どちらかといえば住みよい」と答えた市民が87.8%としている。

見附市民の課税対象所得は県内では平均レベルだが全国的に見ると下位にあり、どうすれば所得と満足度を向上できるのか、市民の現状をどのように分析し、どのような事業、施策が必要なのか。


そのあたりを前長岡市長の森さんに代わって新潟県市長会の会長に就任したばかりで、やる気満々の見附市長の前向きな答弁を大いに期待している。

あれもこれもと50分間目一杯やらないで、前回のように時間を余らせて終わりたいものだが、さてどうなることやら。



ところで、かまつひろしさんが亡くなった。

懐かしのヒット曲、「我が良き友よ」の歌詞にあるように中学、高校と下駄を履いて、文字通り”下駄を鳴らして”学校に通った。

中学時代は学生服に下駄、高校時代は私服だったのでジーパンに下駄、さすがに”腰に手ぬぐい”はぶら下げなかったが、今時の若者に話しても笑われておわりか…(笑)

3月議会とはあまり脈絡がないが、この古き良き時代の名曲をテーマ曲にして3月議会に臨みたい。



我が良き友よ




「けんかえれじい」と未来

本日、午後から見附中学校同窓会の入会式が見附中学校3階で行われた。

この時期、毎年の恒例行事で、93名の中学3年生が新たに同窓会に入会した。

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生徒数は減少傾向にあり、4月からの新入生は70数名で2クラスだとか…我が家の娘、息子が中学生の時は3~4クラスあった。

ちなみに私が中学生の頃は1学年で8クラス、350人くらい生徒がいたものだが、これも時代か。

今年も、同窓会長として激励の言葉を述べさせて頂いた。

話す内容は決まっていて、ライフネット生命の出口さんの書物の引用や私の若い頃の話、それに挨拶、掃除、目標を紙に書くことなどなど。

高校受験を来月に控えたこの時期に、どのくらい生徒の心に響いたかはまったく自信がないが、せめて1%くらいは届いてほしいと願って話している。



2月ももうすぐ終わろうとしているが、今年の2月は例年に比べて様々なことがあった。

ブログに書けないこともあり、いずれあらためて報告する機会もあるかもしれない。

そんな折り、映画監督の鈴木清順さんが亡くなったというニュースがあった。


鈴木清順さんといえば、私の中ではなんといっても「けんかえれじい」だ。

高校の修学旅行が二泊三日の京都・奈良だったのだが、せっかく京都に行ったのに自由時間で神社仏閣や名所旧跡などへは行かずに京都市内の映画館に入った。

その時に観たのが高橋英樹主演の「けんかえれじい」だった。

主人公の愚直でストレートな生き様に鮮烈な印象を受けたが、青春ドラマではケンカの後は仲良くなるというのが定番だが、現実にはそうもいかないこともある。

それでも、ケンカや揉め事を乗り越えたことで絆が強くなることも確かにあり、衝突や摩擦を恐れてばかりでは進歩がない。


3月議会がもうすぐ始まる。

「けんかえれじい」の主人公、南部麒六は私の「キャラ」とはほど遠いが、活気のある議会にしたい。


ところで、今日はプレミアム・フライデーなんだとか。

「うちの業界、業種、企業規模ではそんなの無理無理」

「愚策、その一言」

と、まあ、条件反射的に言いたい方々も多いと思うが、「自分の時間を取り戻そう」(ちきりん著)、「生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの」(伊賀泰代著)によれば、プレミアムな金曜日については「これからの生き方、働き方」を考える上で一つのテーゼではあるだろう。

ちなみに、ちきりんさんと伊賀泰代さんは同一人物だというのは公然の秘密です。

それにしても、このプレミアムという、日本語にどう訳せばいいのか分かったような分からないような金曜日に、学校の教職員も早上がりを導入できるのだろうか?

サービス業、小売業は他の日に休めということなのか、医療、介護の現場で果たして可能なのか、警察、消防、公共交通はさすがに休めないだろうが、人手不足の事業者が生産性を極限まで改革すればこの制度に対応できるのか?

下手なコンサルや経験則に頼らず固定観念をぶち破れということなのだろうが、模範解答がない難題に対しては「自分の頭」と「みんなの知恵」で乗り越えたいものだが。

みんなで渡れば怖くない赤信号と同じで、いっそすべての産業で仕事を法律で禁止してしまえばいいのでは…ロボットを除いて。

そうすると、そもそもお金を使える店や消費する機会が大幅に減ってしまい、治安も悪化して「プレミアム」どころではなくなる。

一体どこのどなた様が考えついたのか知らないが、これからの未来を創りあげるために鉄腕アトムと鉄人28号とエイトマン、それからお茶の水博士に手塚治虫さん、星新一さん、ついでにH・G・ウェルズ、ジョージ・ルーカスあたりのお知恵も拝借したいものだ。



鬼束ちひろ - 眩暈




議会基本条例と議員の非対称性

早いもので、酉年が始まりもう2月。

屋根や道路脇に積もった雪も、かなり消えたがまだ2月、油断は禁物さあ2月、だ。


昨日、議員研修会が開かれた。

テーマは「議会基本条例」で、講師は議会事務局長。

パワーポイントで議会基本条例の意義、議会基本条例制定による各種条例の体系化、全国の自治体や新潟県内20市の議会基本条例の制定状況などの説明があった。


議会基本条例とは、コトバンクによると

議会のあり方を市民に対して宣言するもので、議会の「最高規範」といえる。北海道夕張市の破綻(はたん)で、議会が監視機能を果たせなかったことを受け、襟を正そうと隣町の栗山町議会が2006年に制定した。以来、議会改革の柱として全国各地の議会が制定。執行部とのなれ合いを廃して競い合うといった趣旨で議会の役割を再定義し、公開度を上げて説明責任を果たすなど、活性化のための運営ルールを定めることが特徴となっている。


研修会で説明された全国市議会議長会の統計では、平成27年12月31日時点で、全国の813市のうち議会基本条例を制定しているのは444市、54.6%。新潟県内の20市で見ると、制定しているのが10市であり、見附市ではまだだ。


ちなみに、自治体議会改革フォーラムの統計によれば、平成27年9月18日時点で、全国の約1800の市町村のうち議会基本条例を制定している自治体は701(39.2%)。

自治体の内訳は、道府県30(63.8%)、政令市15(75.0%)、特別区2(8.7%)、市415(53.9%)、町村239(25.8%)となっている。



昨年の10月4日、5日、議会運営委員会で会津若松市議会、会津美里町議会を視察、議会基本条例と意見交換会についてお話を伺ったことは拙ブログでも取り上げた。

会津若松市、会津美里町、いずれの議会でも議会基本条例の制定は必要に迫られて取り組んだものであり、「議会活性化」はあくまで結果であるということ。

議会活性化のために議会基本条例を制定したのではなく、ルール作りの必要から議会基本条例を制定し、住民の声を聞く必要から意見交換会を開き、そこから政策形成につなげているとのことだった。



見附市議会でも議会基本条例を制定するだけなら、他市の条例を参考にした上で検討を重ねていけば難易度は高くない。

私も、平成22年、議員初当選の際に「議会だより」の紙面で議会基本条例を作るべきだと申し上げた。

その考えは現在も変わっていないが、議会基本条例を作るための土壌、必要性、あるいは現状への”危機意識”があるのかどうか。

霧が深い海を航行し進むべき方向が見えなくなり、風雨の中で難しい舵取りが求められた時に、議会基本条例は議会の最高規範として羅針盤の役割を果たす。

北海道栗山町をはじめ先進的な取組をされてきた先達のためにも、安直な「モノマネ」や市民向けの「実績アピール」ではなく、責任と覚悟を持って議会基本条例の制定にあたらなければならない。

現状においては、議会基本条例と議員の間には目に見えない大きな格差、いわば「理念の非対称性」が存在するのではないか。

画竜点睛を欠いたり、仏作って魂入れずにならないように、現状をきちんと認識することが第一歩だ。



また、用意された研修資料の中で、山梨学院大学の江藤教授が、首長と議会の関係を「対立」か「癒着」の「二元代表制」ではなく、住民も政策形成過程に加えた形の「二元的代表制」として地域経営を担うべきと書かれていた。

「二元」のあとに「的」が入るのがポイントだそうだ。

これからの地方自治の方向性を示すものだが、地方においてはそれぞれの地域に根ざした風土や文化、伝統や風習、あるいは地縁血縁などの人間関係が政策形成に大きな影響を与える。

全国の1800の市町村に具体的に「二元的代表制」をどう落とし込んでいくのか、地域の知恵をいかにアウトプットし政策につなげるのかが問われる時代になってきた。



ところで毎年のことですが、今頃の時期になると決まってハマることがある。

日常や仕事での時間の使い方や物事の進め方に関して、効率や生産性を上げるにはどうすればいいのか、緩みがちな脳ミソに活を入れるには何をするべきか、などなど。

不安や好奇心に駆られて、暗中模索というか試行錯誤というか、なかば恒例行事と化していて、趣味と言われればそうかもしれない。

大雑把でありながら凝り性でもあるという、そんな部分に起因するのかもしれません。

よし、これだ!

手の中にしっかり掬い上げたつもりが、いつの間にか逃げ水のように消えていく、そんな感じでしょうか(笑)

時間をはじめ希少、貴重な資源をどこに投入するのが最適なのか、今年は(今年も?)ここらあたりが一番のテーマになりそうです。



U2 - I Still Haven't Found What I'm Looking For





プロフィール

masayuki ohtsubo

Author:masayuki ohtsubo
大坪 正幸

1958年生まれ。

平成22年秋、見附市議会議員に立候補、無投票で初当選。
平成26年秋、定数を4人オーバーという激戦の中、再選を果たす。
我が町はこれでいいのか、、、
自問自答の日々の中、時には肩の力を抜いて、視点を変えて。

妻と2人暮らし。

平成26年4月、息子はUターンせず見附市の人口が一人減少した。平成29年2月、娘も名字が変わり今秋には人口がさらに一人減る予定。

猫のカール、コテツ、さらには新顔のジンを加えた三銃士が走り回り、猫屋敷になりつつあるとの声も…何匹いてもそれぞれ個性が違うので、やはり犬猫は興味深い。真の愛犬家、愛猫家に悪人はいない(きっぱり)

趣味は、つんどくの読書とめったに乗らない自転車。


略歴

見附中学校、長岡高校
早稲田大学 政治経済学部 卒業

元 見附青年会議所 理事長
元 見附中学校 PTA会長
現 見附商工会 監事
現 (株)みつけタクシー 会長
現 見附青年会議所シニア会会長
現 見附中学校同窓会会長


みなさまの声を代弁します。
市政への要望・不満、行政への質問など、何でもお気軽にどうぞ 。

大坪正幸後援会事務所
〒954-0052 見附市学校町2-6-15  
電 話   0258-62-0376
メール  m-oh@aaa.email.ne.jp 

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